携帯ショップの店員は長時間労働を課せられているのか、KDDIの販売代理店である株式会社クロップスの片倉さんに聞いてみました。
弊社内でも5年ほど前までは残業時間の多さが課題でしたが、時代に合わせた店舗運営と働き方改革の取り組みにより、月にして約5時間の残業時間短縮に改善することができました。
定時は10~19時で、その前後に開・閉店準備やお客さま対応の状況によって、残業が発生することもあります。休憩時間は1時間あり、交代制で休憩を取るのでしっかりと休息を取ることができます。
新型スマートフォンの発売日前後や新学期シーズンなど時期的に、勤務時間が長くなることもありますが、頻度としては1年に2回程度です。
営業職ではありますが、お客さまに対して担当で就くわけではないので、休日出勤をすることはありません。仕事とプライベートをしっかり区別しております。
研修や資格取得のための勉強も業務時間内に実施をすることが可能なので、休日に自宅に持ち帰って勉強する必要はありません。
KDDI株式会社の専売代理店の株式会社クロップス。「つなげる力で、ワクワクする未来を。」を企業メッセージに、お客様、スタッフ、お取引先、地域社会を”つなげる”ことで、それぞれのワクワクを追求している企業です。
現在クロップスでは、中部エリア(静岡、愛知、岐阜)で一緒に働いてくれる人を募集しています。クロップスに少しでも興味を持った方はぜひご応募ください。
ここからは一般的に言われる携帯ショップの残業事情について紹介します。
携帯ショップの販売員の仕事は、基本的にシフト制で退勤時間が決まっていますが、お客様の対応をしていた場合には、退勤時間になったからといって目の前のお客様を残してさっさと切り上げるわけにはいきません。そのため、携帯ショップは、比較的残業が発生しやすい職場であると言えるでしょう。
とくに、閉店間際にお客様が来店して対応することになった場合、お客様の用件が複雑な内容であったりすると、残業時間が長引くことが考えられます。
そのほか、お客様の対応以外で残業が発生するケース、発生しやすいタイミングとしては、「新型機種が発売される直前の時期」や、「ショップで何かのイベントを控えているとき」、また「新入学シーズンを控えた1~3月などの商戦期」などが挙げられます。
店内ディスプレイの調整や在庫の管理といった、お客様が帰ってショップが閉まってからでないと行えない作業も少なくないため、こうした忙しい時期には、残業続きになってしまうこともあるかもしれません。
携帯ショップで具体的にどれくらいの時間の残業が発生するのかという点については、店内の混雑具合や対応していたお客様のご相談内容、控えているイベントの準備状況など、その時々によって違ってくるため一概には言えません。
いつ、どのような用件で、どのようなお客様が来店するのかも予想がつかないため、残業時間の予想もなかなかつかないことが多いのが実情です。
ちなみに、職業情報提供サイト「job tag」で公開されている、携帯ショップの労働時間に関する全国統計データによると、1ヶ月の労働時間は「166時間」となっています。
携帯ショップの販売員の仕事では、繁忙期における諸々の業務やお客様対応などによって、残業が発生することも決して珍しくはありません。
基本的に立ったまま行う業務が多いため、残業によって長時間立ちっぱなしの状態になることも少なくなく、身体的な疲れを感じることもあるでしょう。
しかし、残業手当はしっかりと支給してもらえる携帯ショップがほとんどで、サービス残業を強いられることはあまりありません。もし残業が発生すれば、その分しっかり残業手当としてお給料に反映されます。
そのため、繁忙期で残業が多く続いた月などは、忙しかった分、収入がいつもよりぐっと増えるということも期待できるでしょう。頑張れば頑張った分だけ、きちんと稼げる環境であるとも言えます。
当メディアでは株式会社クロップス監修のもと、中部地方で携帯ショップの店員として働きたい方に向けて、具体的なお仕事内容や実際に働いている方の声を紹介しています。携帯ショップの店員に少しでも興味を持った方はぜひ参考にしてください。